受身型アスペルガーというのがあるらしい
キンドルで見つけた電子書籍「受身型アスペルガーの10の特徴」というのが衝撃的だった。発達障害専門のカウンセラーをやっている脇田僚太さんが出されている本。
(ご自分で出版されたのかな……文字が揃っていない部分があったので)
少し読みにくい点はあったけれど、内容はかなり「あるある」だったので驚いた。
アスペルガーの方は「空気が読めない」が代名詞みたいになっているが、この方の体験から「空気の読めるアスペルガーもいる」との感覚が強いみたいだ。
そもそも空気が読める読めないが問題なのではなく、対人関係において「相手との距離をうまく取れない」というのが問題だと言われて「確かに」と思った。
アスペルガーの特徴は色々当てはまるけれど、相当に空気を読もうと頑張っている私としては「なるほどね!」という感じで救いになった。
自分よりに境界線を引きすぎるせいで、相手に領地を与えすぎる。
だから狭い感じがして息苦しい感じがして、きつい。
その繰り返しになるから「人間関係辛い」となって、結局慣れた人とだけ付き合うようになる。
まさに今の私。
そしてこれからもその問題は続く。
解決策としては、「相手の領地だと思っていた部分も自分の領地である可能性がある」ことを意識に置いて、気分の悪い人との関わりは減らすのが得策だし親しくなりたい人に対してはちゃんと「ここいいですか?」と尋ねる習慣をつけることかなと思った。
何も言わずに察してくれというのは、私も無理だし相手も無理だろう。
深く考えてしまうのは癖だからどうしようもないけど、心地よく過ごすために人間との距離を程よくとる訓練は地味にやるのがいいなと思った。
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